メイプルストーリーのスピンオフクエスト「フレンズストーリー」を背景とした半ばオリジナルな二次創作。


※2015年1月2日の掲載分を加筆&修正しております。



※簡単な登場人物紹介

・シフィア
 メイプルワールドの住人。
 諸事情により、フレンズストーリーの世界で神獣国際学校の転校生(1年生)として学校に通う事に。

・代真
 メイプルワールドではシフィアの従姉妹だが、フレンズストーリーの世界では先輩後輩の間柄。
 アーチェリー部所属。
 妹のクローヌがシフィアと同じクラスと言う経緯で知り合い、仲良くなるが…



※神獣国際学校前



貼り紙『今日は振替休日なのでお休みです。連絡が届いていない方はごめんなさいですわ シグナス』

シフィア「嘘ぉ!?今日学校休みだったの!?」

シフィア「あんの………天然王女があああああああああああああああ!!!」





※メイプルワールド・エレヴにて


シグナス「…くしゅんっ」

ナインハート「シグナス様、風邪ですか?」

シグナス「…いえ、誰かが噂でもしてるんでしょう。私は大丈夫ですわ」





シフィア「はぁ…無駄足だった、帰ってもやる事無いしどうしよ…」

??「…あっ、シフィアさん?」

シフィア「ん、その声は…」

代真「ああ、やはりシフィアさんでした。」

シフィア(こっちの代真は私が知ってる代真じゃないから…)

シフィア「代真…先輩?一体どうしたんですか?今日振替休日ですよ」

代真「あっ………すっかり忘れてました」テヘ

シフィア「つまり、私同様に振替休日なのに登校してきた、と…」

代真「ええ、恥ずかしいけどそうなりますね」

シフィア「はぁ…どうしよ」

代真「…シフィアさんはもう帰るんですか?」

シフィア「うん、そうですね…家に帰ってもやる事ないですけど、ははは」

代真「それでしたら、途中まで一緒に帰りませんか?」

シフィア「えっ?わ、私は構いませんが…」

代真「ふふっ、ありがとうございます」







シフィア「先輩呼びと敬語をやめてほしい?」

代真「ええ。何だか余所余所しいじゃないですか」

シフィア「余所余所しい以前に、先輩が下級生の私に敬語な時点で…」

代真「これだけは親に厳しく躾けられてこうなってしまったんです。気にしないで下さい」

シフィア(この辺もメイプルワールドの代真と変わらないなぁ…)

シフィア「じゃあ、私に対してさん付けもそれが原因で?」

代真「はい。…でも不思議とシフィアさんに対してはこう呼ぶのがしっくり来るんですよ…どうしてでしょう?」

シフィア(メイプルワールドの影響が少なからずこっちにも浸透してるのかしら…?)

代真「ですから、私の事は呼び捨てでも構いませんよ」

シフィア「えっ、でもさすがに先輩ですし…」

代真「呼・び・捨・て・で!!」

シフィア「は、はい…………よ、代真…」

代真「はい、何でしょうかシフィアさん?」ニッコリ

シフィア「何か調子狂うなぁ…」

シフィア(本当は言い慣れてるのに…『先輩』を意識しすぎてるのかしら?)

代真「そうですか?私としては、シフィアさんからは呼び捨てで呼ばれるのが当たり前な感じがして、先輩呼ばわりされると逆に違和感があるんですけど…変でしょうか?」

シフィア「さ、さぁ…」






シフィア「あっ、屋台…」

代真「あの屋台は美味しいって評判ですよね。私は買った事無いですけど」

シフィア(確かシグナス様に町案内してもらった時、オズ様とイリーナ様にも奢ったっけ…)

代真「そうだ、折角ですし……」

シフィア「???」

代真「シフィアさん、ちょっと待っててくださいね」

シフィア「えっ、ちょっと代真せんぱ……じゃなくって、代真っ!?」





代真「店員のお婆さんが評判だと言ってた揚げ餅を買ってきました。そこの公園のベンチに座って一緒に食べませんか?」

シフィア「えっ、でもお金…」

代真「結構ですよ。私も食べてみたかったですし」



※公園にて



代真「頂きまーすっ」

シフィア「い、頂きます…」

代真「………」モグモグ

シフィア「………」モグモグ

代真「…うん、美味しいですね、これ」

シフィア「うん……うんっ!」

代真「ふふ…シフィアさんの口に合わなかったらどうしようかと思いました」

シフィア「えっ、あ…そ、そんな事は…無い…から…」

代真「……」

シフィア「代真の買ってくれた物だし…」ボソッ

代真「……そう言ってくれて、私も良かったですよ」

シフィア「うぇ!?今の聞こえてたの!?」

代真「ええ、私耳はかなり良い方ですから」ニコッ

シフィア「………」

代真「…青空が、綺麗ですね」

シフィア「えっ?」

代真「ふふっ、当たり前の事だと思ってますよね?」

シフィア「そ、それは…」

代真「当たり前の事なんですけど、たまに口にして言いたくなるんですよ。おかしいですか?」

シフィア「…ううん、おかしくない、よ。私も…青空を眺めるの、好きだから」

代真「そうですか。何だか私達、気が合いそうですね」






代真「…ふう」

シフィア「ん、どうしたの?」

代真「いえ、この分かれ道…」

シフィア「うん……私はこっちの方。代真は?」

代真「私はあちらの方ですから、ここでお別れですね」

シフィア「うん………」

代真「………」

シフィア「…今日はありがとうございました。それでは…」

代真「はいっ、またお会いしましょう」




シフィア「………」

シフィア「こっちの世界の代真は、私の知ってる代真じゃないのは分かってるけど…」

シフィア「何で、胸がもやもやするんだろう…?」

シフィア「……帰らなきゃ、うん。帰ろう……」





シフィア(でも、出来ればもうちょっと一緒に居たかったな………)キュン






代真「シ・フィ・ア・さんっ!!」

シフィア「うわっ!?よ、代真!?」

代真「私、ちょっと寄り道しようと思ってるんですが…付き合ってくれませんか?」

シフィア「え?え?え?」

代真「駄目、ですか…?」

シフィア「………」

代真「………」

シフィア「……うんっ、お付き合いします」

代真「ほら、また敬語に……別にいいですけど」

シフィア「あはは、ごめん…それで、何処へ?」

代真「そうですね………近くの文房具店がリニューアルオープンしたって聞いたので、そこに行ってみましょうか」

シフィア「文房具店、かぁ………うん、行こう行こう。行けば何か必要な物があるかもしれないし」





代真「…シフィアさん」

シフィア「うん?」

代真「時々不思議に思うんです。シフィアさんとはずーっと長く付き合ってるような…そんな風に感じるんですよ」

シフィア「…えっ?」

代真「何ででしょうね?単に私が此処とは違う世界で、妹のクローヌとシフィアさんと3人で過ごしてる夢を見たからでしょうか」

シフィア「!!!」

代真「ううん…それは置いといて。行きましょうか、文房具店に」

シフィア「う、うん…」




シフィア「あっ、私もついでに寄りたい所あるんだけど…付き合ってもらっていい、かな…?」

代真「ええ、シフィアさんが良ければ喜んで」

シフィア「ねぇ、代真……」

代真「どうかしましたか?」

シフィア「………良かった」

代真「えっ、何がですか?」

シフィア「別れた時、もうちょっと一緒に居たいなと思ってたから」

代真「!?……もうっ、シフィアさんったら」

シフィア「あ、いやそんな…あわわ」

代真「それじゃ、行きましょうか」(シフィアの手を取る)

シフィア「えっ、ちょっ…と!?」





代真「シフィアさん、もし良ければ時々こうして一緒に帰りませんか?」

シフィア「う、うん…時間さえ合えば、ね」

代真「でしたら、番号とアドレス教えていただけませんか?」

シフィア「よ、喜んで…」

代真「ありがとうございます。……ところでシフィアさんって部活に所属してるんですか?」

シフィア「ううん、私は特に何も…」

代真「うーん、それじゃあ一緒に帰ろうとなると待たせちゃう事もあるかぁ…」

シフィア「いやいや、そこまで気にしなくても。図書館で勉強や読書して時間潰す事くらい出来るし」

代真「…あっ、そう言えばオルカちゃんが神獣国際学校で学校のアイドルを作りたいとか言ってたなぁ」

シフィア「え?あのアイドルのオルカが学校でアイドルを作る?」

シフィア(どこのスクールアイドルアニメだよ…)

代真(それは言ってはいけません)

シフィア(なっ、直接脳内に…!?)

代真「オルカちゃんはやる気でしたし、シフィアさんもやってみたらどうですか?私的にはシフィアさん、いい線言ってると思いますし」

シフィア「いや、そういうのはちょっと…」

代真「へー、そーですかぁ………でしたら、私からオルカちゃんに推薦しておきますから、楽しみにしててくださいね」

シフィア「えっ、それはやめてほしいかなー…」

代真「シフィアさん、贔屓目じゃなくても可愛いと思いますよ?笑顔とかアイドルっぽくて」

シフィア「アイドル!?いやいや、そんなっ…!!」アセアセ

代真「ふふっ、そういう謙遜する所も可愛いですよ。それじゃ、行きましょうか」

シフィア「う、うん…」



シフィア(馬鹿代真…メイプルワールドに帰ったらどんな顔して会えばいいのよ、もうっ…)




おしまい。


学校モノでほのぼのしたかっただけです_| ̄|( ゚ヮ゚)

あわよくば、百合百合なお話も…!!
スポンサーサイト
二次創作物 | コメント(0) | トラックバック(0)
コメント

管理者のみに表示